フラグを折るのは止めなイカ?
フラグとは、旗や目印、シンボルを指すがここでは敢えて
「条件が成立した、そうなるであろう、お約束・・」と
解釈してもらえると良いだろう。
君にもこんな経験はなかっただろうか?
君の家の近所にやたらおせっかいを焼いてくれる幼馴染は
いただろうか?「そんなのいなかったよ。」と反論する君・・
それじゃあ、これはどうだろうか。
学生時代、教科書を見せてもらったり、宿題で解らない所を
教えてもらった事があったはずである。
あとこれは少々、クサいシチュエーションになり申し訳ないのだが、体育祭での2人3脚や、キャンプファイアーを囲んでの
フォークダンスといった次々にあったであろう学校の年間行事と
いう名の各種イベントの数々。
学校を無事卒業した後、初めての
社会人的な振る舞いを身につけさせられるであろうアルバイト。
バイト先で自分の好きなタイプの女子に、君がよっぽど問題のある人間でない限り感謝されたりしたことが1度や2度あるはずなのだ。
それは、君だから、優しくしてもらえた事にどうして気がつかないのか。仕事のやり方だけ学ぶといった、目の前の事だけで頭がいっぱいになっていたのではなかろうか。
それとも、「後輩を教えるのが、先輩の役目でしょうが。」と
謙虚さを忘れてしまいこの人とは働きたくないなとか思って
やしないだろうか。
そうした意識、無意識であれ君のこうした行為は少なからず
いや、良くない形で伝わり始め、
君が、もう一歩、歩み寄るだけで実現できた世界を。
その天使のような微笑を一生独占できる幸せなミライ・・・
そうしたフラグをことごとく折りつづけた結果、
その年まで、添い遂げることもなく童貞の道を歩いてきて
しまった君にも一度と言わず何度でもチャンスが巡って来るとしたら・・
彼女さえもいない男には魅力も感じないと言い切ってしまう
こんな罰ゲームのような世界でも充分に戦えるだけの武器を、
君は、この「出会い」という確かなフラグを手に入れたとしたら・・・
あと一歩をいつも踏み外してしまうような不器用君でも約束された勝利がそこにある。