「女性のキモチ、アナタはすでに知っている!」

女性経験の少ない人間はオンナの心理が分からないと言う。

実は分からないのではなく、分かろうとしていないというのが本当。

では異性ではなく、親友や友人、親兄弟でもいい、上司や先輩、後輩でもいい。

それらの人間が抱える気持ちを想像する場合、普段僕らはどうしているか?それは簡単。

相手の立場に自分を立たせてみる、相手になりきる事で気持ちを想像する。

これは誰もが普段から実は自然にやっている事なのである。

もし仮に周囲の人間に興味ないという方にも想像頂くならばこんなのはどうだろう?人一人分しか通れない路地を歩いていたら、向かいから見るからに凶悪そうな怖いオニイサンが歩いてくる。

さてどうする?多分「まだ相手との距離があるうちに壁に寄り添って歩く」「背を丸めて歩く」「すれ違う際、最大限避けている様子を伝える」「すれ違う際に軽く頭を下げる」などの行動に出るのではないだろうか?これはオニイサンが怖いから逃げているだけにも思えるがそうではないのである。

実は瞬時に怖いオニイサンの姿形からバックボーン、心理を想像しているのである。

それも無意識に。

怖いオニイサンは気が短いであろう、ならばこの状況には酷く苛立つに違いない、こちらの容姿や振る舞いにすらキレ出しかねないと想像し、その苛立ちを減らすための行動を取っているのである。

まあ全く相手の立場に立てない者は直進して、この路地裏で殴られて眠る事になるのかもしれない。

さて、オンナの心理である。

これは怖いオニイサンよりも怖いといっていい。

オンナの中に渦巻く心理はオトコのそれとは全く違うと言っていい。

異なるというよりは過剰だと言った方がいいかもしれない。

オンナは、自分の中に独自の常識を作り出す。

オンナの恋愛、性に関する常識はオンナ友達や過去/現在の彼氏から手に入れた伝言レベルの知識を吸収して形づくられやすい。

同時に、自分だけで生み出してきた年数分の経験と妄想も常識としやすい。

この単なる二つの知識は結びつき、オトコにとってはとてつもなく理解しがたいものに映るのだ。

「童貞」のイメージにしたってそうだ。

彼女達は童貞がどのようなものか、童貞のオトコがどんなものか、真に自分自身で掴んだ訳ではないのだ。

「童貞はセックスがヘタ」「童貞は気持ち悪い」「その歳で童貞?」と簡単に言うがその言葉に実体などないのだ。

オンナたちの間で生まれた俗説であってその本人が手に入れた真実ではないのである。

初めてのセックスが上手なオトコもいる。

それは涙ぐましい鍛錬の賜物か、天性の才かは分からないが。

童貞だって風呂には入る。

気持ち悪くないイケメンの40代の童貞だっているのだ。

ではどうすればオンナの心理を知り、お近づきになれるのか?よく「話を聞いてくれる人が好き」とオンナは口を揃えて言う。

実はそれはオンナだけじゃなく、オトコだって自分の話は聞いて欲しいもの。

でも自分の話したい事を優先して話し続ける、又は話など聞いてもらえなくともセックスという「報酬」があればいいと考えてしまうオトコが多い。

そこで自分の心理を優先し、相手の心理を遮断しているのだ。

オンナには会話の楽しさも大きな「報酬」なのである。

オンナは瞬間瞬間に、そして沢山の「報酬」を求める生き物。

ここに違いがある。

そして「話を聞いてもらえる人」だと一度認識するとオンナは「信用」に繋げていく。

これによってオトコは大いなる一歩をようやく踏み出せるのだ。

怖いオニイサンと結びつけるなら、「話を聞いてくれる人が好き」というオンナのバックボーンをしっかりと噛み砕く事で「ただただ聞いてあげる」「しきりに頷く」「否定せず認めてあげる」という行動が自然と出てくるのではないだろうか?それはオトコもして欲しい事だから怖いオニイサンの時より無理なく想像できるはず。

しかし「信用」をほったらかして「報酬」だけを即座に欲しがると、やはり路地裏で眠るハメになるのは一緒なのだ。

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